96、97秋冬ミラノ、パリ・コレクション情報
トレンド
リアルクローズ、ミニマリズムの台頭で今シーズンはクリエーションのパリはミラノに押され気味
特に「GUCCI」,「PRADA」が注目の的
70年代にサンローランの発表した「ミリタリー」、「モンドリアン感覚のストライプ」などが現代風になり続々登場
レースをあしらったもの多数でる、カジュアルアイテムにも使用
寒色のコーディネーション目立つ
アニマルプリントにパイソンなど爬虫類系が増える
ミラノ・コレクション(3/1〜3/8)
ベストコレクションの呼び声が高かった「GUCCI」が話題の中心
デザイナーのトム・フォードは前々回モッズ、前回ヒッピーに続き今回もミリタリーで最新トレンドを披露し大成功納める
「GUCCI」と並び日本はもとより世界中でブームの「PRADA」は前回に続きアンチ・ファッション的なデザイン
「女学校の女校長先生の服」などとの評価も一部にあるが、アメリカでも「抑制の利いた服」と評価される
「Queen of clean」と呼ばれるハンブルグ出身のデザイナー「ジル・サンダー」もリアルクローズ(現実的な服)で人気を博した
特にジャストサイズの復活に注目したい
「ジャンニ・ヴェルサーチ」は来シーズンのトレンドと思われる「interactive(相互作用)」をすでに披露
同色の暖色と寒色のコーディネイトやレザーとレースのミックスなどに注目
パリ・コレクション(3/10〜3/20)
やはりジョン・ガリアーノの「ジバンシー」が注目の的
スパニッシュがテーマのコレクションは今までの顧客より新規顧客開拓に有効か?
「シャネル」は全シーズンのコレクションが無許可でインターネットに流れたため、今回は写真の撮りにくいような会場で行われた
装飾付きバックル、金ボタンなどミリタリーを前面に出す
リアルクローズの流れに反発するかのよう300人のみのプライベートコレクションを見せたのが「コム・デ・ギャルソン]
布を肩に巻くような、包み込むような服を披露
ルーブルのメイン会場で行われたショーの中で一番喝采を浴びたのは「イブ・サンローラン」
ブルジョワトラッドと呼ばれる彼の完成されたデザインは今シーズンにマッチ
世界のファッション誌、ファッションサイトへのリンク
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コレクション写真満載 Firstview
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